2023年1月3日 晴天
いよいよもって、2023年がスタートした。
個人的には大波小波をかきわけて的な2022年ではあったけど、過ぎてみれば様々な体験をした貴重な年でもあったと思う。
しんどさもずいぶんなものだったが、嬉しいこと楽しいこともたくさんあって、どちらにしても人生初体験なことが満載で、この年齢になってそのような一年を過ごしたというのは、心の奥深くというか魂というかが喜びで満たされたようにも思える。
苦しくても楽しくても、何かを一生懸命やるというのは良いものなのだな、きっと。
ただ、今は心穏やかに新春の良いお天気や空気感を感じられているからそんな風に思えているとも言えると思う。
人の心はお天気や月の満ち欠けみたいに変わるものね。
年が明けて元日、年末にひょんなことから初日の出に誘ってもらったので出かけた。
日が昇るのを動画で撮っていたつもりが撮れていなかった(笑)
スマホを手にしていたもので、初日を拝むという行為をすっかり忘れてしまい、眺めるだけとなってしまった。
昇ってから拝めばよかったものを、今度は他のことに気を取られてしまい、お天道様からすっかり意識が遠のいてしまい、新年早々ぞんざいな振る舞いの自分に後で気付いて呆れた。
お天道様にはご無礼をしてしまったけど、初日の出を介して人間関係ではとても嬉しかったり楽しかったりで、すごく良い気分で家に帰り「今年は良い年になりそう」なんて思った - 単純(笑)
「今年は良い年になりそう」と思った訳は他にもある。
この長い人生、年末にはいつもやるべきことをしっかり終わらせて、清々しく新年を迎えたいと思うのに、毎年毎年それが出来なかった。
年が変わる瞬間には、いつも忘れ物をしてしまったような感覚になり、そして年が明けると「今年はあれしてこれして頑張ろう!」と心の中で意気込みを掲げていたが、それも毎年毎年出来たためしがなく、出来ない自分をあぁぁと眺めるだけだった。
そうした感覚がここ数年薄れてきてはいたものの、「目標」みたいなものは年のはじめに掲げていた気がする。
それが今年は全くなくなった。
やりたいことがなくなったわけではない。
むしろ、やりたいことに溢れている。
けどそれは単にやりたいことであって、目標ではない。
「年内に終わらせる呪縛」からも解き放たれた。
それはカレンダーよりも天体の動きとか自然の営み重視で時をとらえるようになったから。
だからひじょうに気が楽。
そういう意味では、今年はとても清々しい気分で新年を迎えることができた。
さて今日は、人生初の白菜漬けにチャレンジ。
美味しく出来ますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。