オープンセサミの占星術や日々のあれこれ

空と大地に親しむ生活日記

牡牛座天王星時代「価値観の変化」について

2022年10月11日(火)午前・晴れたり曇ったり

 

昨夜遅くに玄関先へ出ると、雲の合間に満月が光ってて、とても美しかった。

右方向には木星があって、薄く雲がかかった空にはっきりと光る満月と木星は、不透明で心が暗くなりがちな今に希望の光を与えてくれているようで、思わず拝んでしまった(笑)

 

 

 

聖護院大根の本葉がまた少し成長した。

数日前から急に気温が低くなったから、これからどうだろう?

小さくてもいいから、大根になってほしいな。

 

街の近くから山の方へ引っ越して自然がより身近になり、まねごとながら畑を始めて、感覚やら意識やらがずいぶん変わったように思う。

店先に並ぶ野菜が少なくなって価格も高くなったこの時期、毎年そんな時期は「端境期だからね」って思ってはいたけど、今年の秋は、それがもっとずっとリアルに感じるようになった。

ありがたいことに、引っ越した先の近くに地域の生産者さんたちが作った野菜が売られている店があって、よく利用させてもらっている。

今年の春はどこも筍がたくさん採れたらしく、その時期は筍が山積みだった。

夏にはナスやトマトやキュウリやオクラやピーマンやゴーヤ、モロヘイヤや空心菜やツルナなど、たくさんの野菜があった。

秋になるに連れて当然ながら夏野菜が次第に姿を消していき、カボチャが並んで、葉物野菜は大根菜に代わって、バラエティに富んだ野菜が山とあった売り場が淋しくなっていった。

スーパーでは、盛りの時期とそうでない時期は物量と価格でだいたいはわかるが、それでも一年中同じ顔触れで野菜が並んでいるから、どの野菜も一年中あるのが当たり前な感じで買い物をしていた。

でも今は、けっこう無理してその状態を作っていることをすごく感じるようになった。

頭で思うのではなく、肌感覚でというか、リアルさが今までと変わって、今では季節の野菜だけが店頭に並んでいる方がずっとしっくりくる。

スーパーに並んだ季節外れの野菜にはあまり魅力を感じなくなってしまった。

 

前振りが長くなってしまったが、このように私が経験した意識の変化は牡牛座天王星時代をよく象徴している。

 

天王星は日本の元号が令和に変わる頃、牡羊座から牡牛座に移った。

以来、天王星は牡牛座を運行し続けている。

2025年7月くらいまでで、本格的には2026年4月26日から双子座を運行するようになる。

 

先日占星術で読む食糧危機と農業問題に書いたように、牡牛座は食料や農業を司るのだが、その他の象意として「価値観」というのがある。

牡牛座は現実を司る「地」の星座で、「喜びや幸福感」を司る金星がルーラーシップ。

ということで、

人間が生命を維持するのに必要な物事全般においての喜びや幸せや安心感、

簡単に言えば、「人が生きて行く現実的な側面で大切に思うこと」というのが牡牛座的価値観と言えるかと思う。

 

そのような価値観に対して、天王星は刷新することを要求する。

天王星は旧態依然としたをものごとを壊して新しい時代を築くきっかけを作っていく星だから、牡牛座が象徴する「維持されてきた価値観」を新時代の構築に向けて壊して刷新していく。

それが牡牛座天王星時代のテーマのひとつになるということだ。

 

占星術とは本当に面白いもので、ホロスコープに現れる星の運行が示すことが自然と起きていく。

私が野菜を通して自然の営みや農作物を育てることに対しての価値観が変わったように、様々なことがらを通して、ここ数年の間に「生きていく上での必要なことに対する価値観」が変わった人は多いのではないだろうか。

向ける対象は人それぞれで、暗号資産や株など資産運用に興味を持ったり実際に投資をしたり、自然に近い暮らしを目指して田舎へ移住したり家庭菜園を始めたり、キャンプを楽しむ人が増えたりなどはとても象徴的。

それから断捨離とかミニマムな暮らしも象徴的(牡牛座には貯める、所有するという象徴がある)。

他にもいろいろあげられるが、とにかく「生きていく上での必要なことに対する価値観の変化」へのきっかけが生まれやすいのが、この牡牛座天王星時代で、「何を大切にして何を手放すか」といったことに向き合うきっかけが生まれやすい」ということだ。

 

この牡牛座の天王星が今、水瓶座の土星とスクエアしている。

これからの時代に向けて「何を大切にして何を手放すか」といったことや、ものごとに対する見方を変えるような意識改革と実際的な行動についてより強く向き合うことになりやすい。

そして今まで当たり前と思っていたことが、もうどんどん当たり前でなくってきている今この時、ちょっと違う角度からものを見ることで、視界がクリアになっていきそう。

天王星も水瓶座も、常識にとらわれない見方、奇想天外を象徴するからだ。

世界はこれから落ち着くどころか、荒波にもまれて行くことが予測される。

落ち着く先もまだまだ見えないと思う。

ただただ生活に追われる時間も大いかと思うけど、そんな中でも、自分が大切に思うことに意識を向けるのはとても大切だと思うし、それに対して今まで通りではない見方をしてみるのがおすすめ。

そして思うことがあれば、少しでも行動に移して行くというのは本当に大切だと思う。

そこにまた新たな発見があるかもしれない。

サバイバルな時代を少しでも楽しく生きて行けますように。