オープンセサミの占星術や日々のあれこれ

空と大地に親しむ生活日記

浮き沈み

9月12日(月)午前・晴れ

 

昨日は母からの要望があって、一緒に家電店やら回って、ほぼ一日が終わった。

夜には月に木星が寄り添う様を見たいと、何度か外に出て空を眺めたものの、雲が多くて一昨日の中秋の名月のように輝く月と木星を見ることはできなかった。

残念。

 

少しの間、雲の合間に見えた月は、まだ満月の様相で、知らなかったら今日が満月と思うだろうな。

同じように形はまん丸なお月様だけど、雲のわずかな合間に見えた月と晴れた空にピカーっと輝く月の違いよう、まるで別物だ。

 

一昨日、あまりに美しく輝く月と木星を見たおかげで、私の頭の中にはそのイメージがしっかり残っていたから、昨日の夜は雲がかかりやすいとの予報を知りながらも、早めの時間帯なら綺麗に輝く月と木星が見えるだろうとの期待しかなった。

 

その期待はあっさり裏切られて、雲に覆われた空は暗く、ようやく見えた月も黒い薄雲がかぶさって、不穏な空気が漂うようにも受け取れるような感じだった。

木星は一瞬だけ存在を確認できたが、近くにあることを知らなければ、無いのと同じだった。

 

こんな些細なことでも、期待を裏切られると、気分は若干沈む。

また、なんとなく不穏なイメージを受け取ると、嫌なことが起きる前兆ではないかとも思ってしまう。

 

ようは、気分が上がるようなことがあれば、その流れが続くように思えてしまったり、逆もまたしかりで、

 

けど、今回期待を裏切られたように、すべては常に変化の中にあって、反転を繰り返して流れていくことを改めて実感したのでした。

 

そして古代の人は、こんなふうに実際の空を眺めて、その様相から吉凶を予測していたのだろうなと思います。