オープンセサミの占星術や日々のあれこれ

空と大地に親しむ生活日記

水星再び魚座へ

昨日夕方、水星が再び魚座に入りました。

 

水星魚座イングレス時のチャートを出してみましょう。

 

 

 

ホロスコープ20200316

 

 

 

天体がサインをまたぐときは、その天体の持つ性質の変わり目であり、パワーが強まります。

水星が水瓶座から魚座に移動するときは、特にそのパワーは強くなると思います。

水星は水瓶座でエグザルテーションという特別な力を持ち、活発に働きます。

 一方、魚座ではデトリメントとフォールというパワーが弱まる立場をダブルで与えられるのです。

ですから水瓶座から魚座へ移る水星は、眺めの良いフリーウェイを快適に飛ばしていたら、急に方向感覚を狂わせるような道なき道に入ってしまったような、そんな感じなのだと思います。

 

そして昨日は山羊座では土星が29度の位置にあり、22日の水瓶座イングレスを間近に控えて構えています。

そのすぐ脇では、火星・木星・冥王星がオーブ6度の圏内で接近中。

魚座太陽と射手座月がオーブ1度以内のスクエア(90°)で、これもう完璧と言ってよい下弦の月を示します。

 

それらも総合して、かなり緊張感のある配置。どう出るかな?また来そうだなぁと思ったりしていたのですが、NYダウが三度目の記録更新で、2997ドルの暴落がありました。

すごいですね、たった1週間ほどの間に過去最高記録を3回も塗り替えるなんて。

日経平均株価はNYダウほど派手な動きは見せていませんが、トントントンと階段を下りるように下落していますね。

こうした経済的な緊張も新型コロナウィルスと同様にまだまだ続きそうです。

 

 

で、もうすぐ春分です。

今年の春分は3月20日ですね。

その二日後の22日には土星が水瓶座へ移動します。

そして24日は牡羊座新月で、太陽×月×キロンが合、火星×木星×冥王星が大接近。

31日には火星が水瓶座へ移動し、翌日4月1日にはその火星が土星と合。

4月4日は金星が双子座へ移動、魚座で海王星と水星が合、山羊座で冥王星と木星が合。

 

かなり慌ただしい動きです。そして配置も緊張感にも溢れています。

年度末から新年度への切り替え時期とちょうど重なっていますね。

社会的にも個人的にも緊張感の高まった慌ただしさとなることが予想されます。

今のこの状況ではホロスコープを見なくても言わずもがなといったところでしょうけども。

 

ただしかし、思考回路を司る水星は魚座にいます。

多くの人が、経験したことのないこの騒動の中で様々なことがよくわからなくなってしまう。そんな配置です。

ですが、星の働きに素直に従うならば、水星が魚座にいる4月10日までは、迷い事悩み事などの答えを無理に出そうとせず、なるべく客観的に状況を眺めている方が、後により適切な答えを得ることができるように思います。

4月11日からの約1か月間は水星が牡羊座にいますので、焦りがちになりやすいかと思います。

その頃には慌てた判断でいたずらに仕事を増やしてしまうことも予想できますので、水星が魚座にいる4月10日までは無理に判断決断をしなくていいんだ、今は視野を広げる時なんだくらいな気持ちでいられたらいいですね。

魚座も牡羊座も水星の働きが直観的になりますので、直観が働きやすくなるように自分を整えるとよいでしょう。

睡眠を充分とること、長めの入浴などリラックスした時間を持つこともキーポイントとなると思います。