2023年1月30日(月)晴れ後曇り
三羽ほどのメジロが頻繁に庭先のピラカンサの実をつつきにやって来る。
けっこうな至近距離にいてもやって来てくれるのが嬉しい。
天王星が23日に逆行から順行に転じたのだが、同じころから日本列島が大寒波に見舞われて各地で交通や生活,仕事に大きな影響が生じ、その後も大雪による停電など被害が続いた。
天王星、海王星、冥王星の3惑星をまとめてアウタープラネットという。
肉眼で見える限界の土星の外側にあり、肉眼で見ることができないのがアウタープラネットだ。
太陽と月を除いて、それぞれの惑星は全て周期的に地球からの見かけ上の逆行となる期間がある。
周期と逆行期間は地球からの距離によって異なり、最も近い水星は、1年間に3~4回、1回につき3週間ほど逆行となる。
アウタープラネットは、およそ1年に1回、5か月くらいの期間が逆行となる。
1年の半分まではいかないが、半分近く逆行していることになるので、逆行自体をさほど特別扱いするものでもないと思っている。
それよりも、順行から逆行への動き、逆行から順行への動きについては、期間の短さと軌道の変化に着目すると、特別な状態にある期間と考えられる。
天王星が象徴することのひとつに「アクシデント」がある。また天王星は占星術上では水星と近しいものがある。
このたびの大寒波襲来での豪雪による交通の滞りや乱れ、停電などが起きた時期と天王星が進行方向を変える時期の重なりはひじょうに象徴的で興味深いものとなった。
また当然のことながら、全ての惑星において、進行の向きが変わるときとその前後はより注意が必要ということになる。
ちなみにそれぞれの惑星の逆行周期と期間は以下の通り
水星 約4か月ごとに約3週間
金星 約1年7か月ごとに約6週間
火星 約2年ごとに約2か月半
木星 1年の間に約4か月
土星 1年の間に約4か月半
天王星 1年の間に約5か月
海王星 1年の間に約5か月
冥王星 1年の間に約5か月